ビデオを撮影を頼まれた後に「DVDで残して!」と言われることがあると思います。
ただ、実際にはブルーレイの事だったりすることもあります。映像として見れるようにして欲しいという意味で「DVD」という言葉が使われています。昔は「ビデオ」が同様な意味として使われていました。今でもビデオということもありますが、若い人には伝わらないかもしれません。

実はこのDVDなんですが、かなり古い規格であることをご存知ですか? 現在、主流のブルーレイ、さらに次世代の規格である4Kの違いに違いを解説したいと思います。

DVDは約20年前の規格

DVDは実はもう非常に古い方式のものです。
DVDが登場したのはおよそ20年前で、今となっては大変画像が荒く、ノイズも多く収録時間も短く使い勝手が非常に悪いものです。VHSが主流の時代に開発されたもので、同じ画質で133分記録できる用になっています。現在の大画面のテレビで見るとやはり見劣りする画質でしか記録ができません。

現在はブルーレイという高精細映像に対応したものにほぼ置き換わっています。
ご自宅のレコーダーやプレイヤーがブルーレイに対応しているか一度確認してみましょう。
「Blu-ray」のロゴがあればブルーレイに対応している証拠です。
市販の映像ソフトを購入する際はブルーレイソフトを購入しましょう。

今のビデオはぼすべてブルーレイ対応のハイビジョン

アナログテレビ時代は標準画質でしたが、いま家庭に普及しているテレビやビデオカメラはほとんどが高精細なハイビジョンのものになっています。「DVDで残して!」ってお願いしてしまうと、せっかくの高精細なハイビジョンカメラを使って撮影されていても、DVDにした途端、標準画質にまで画像が劣化してしまうのです。

再生機器に「「Blu-ray」のロゴがあるのであれば「ブルーレイで残して!」とお願いしましょう。そうすれば撮影した本来の画質のまま手元に残すことができます。

さらに高精細の次世代テレビ4Kの時代がやってきました

最近4K対応テレビというのをニュースや家電量販店店頭でお聞きになった方が多いと思います
。これは現在のハイビジョンテレビの4倍の情報量をもつ次世代のテレビです。
次世代とはいうものの、現在50V型を超える液晶テレビの販売シェアにおける次世代4K対応テレビが50%ほどになっているとの調査もあり、すでに身近な存在になりつつあるようです。

さらにビデオ撮影においても4K対応のものも増えてきました。
情報量が多く、1枚のメモリーカードに1時間程度しか撮影できなかったりとまだまだ不便な部分も多々ありますが、「写真が動く!」といっても過言ではない4Kの世界。せっかく残すなら最高の状態でのこしたいものです。これからは4K対応の機器を購入検討をおすすめしたいと思います。